39歳で授乳中のWさんは、できるだけ薬を使わずに生殖治療を行いたいと思っていました。詹欣雨医師のサポートにより妊娠した彼女のストーリーをご紹介します。
高齢妊娠はハードルが高い、第二子の妊娠も簡単ではない
赤ちゃんはこっちに向かってきてますよ!
Wさんは今年39歳。第一子は体外受精で授かった赤ちゃんで、すでに2歳です。その時の治療では3日目胚がたくさんできたため、今も冷凍保存されています。
今年、Wさん夫妻は第二子出産に向けて、胚を解凍して移植することにしました。
しかし、Wさんはまだ母乳を与えているため、できるだけ薬を使わずに治療を進めたいと考えています。彼女は今年初めに自然周期(薬を減らし、血液検査を増やす)治療を受け、4個の3日目胚を移植しましたが、残念ながら妊娠には至りませんでした。
政府の体外受精補助を活用
体外受精の補助が拡大されると、彼女はNUWAで私の診察をうけ、再度「自然周期」に挑戦することになりました。しかし、最初の月は順調なものではありませんでした。ホルモン値は正常にもかかわらず、卵胞の成長が非常に遅かったため治療を中止することになったのです。
翌月の排卵は正常。ついに移植ができる状況になりました!
補助金の規定では移植できる胚は2個のみとなっています。そして、彼女の3日目胚はあと6個。長時間にわたる話し合いの結果、専門の胚培養士の助けを借りて、4個の最良の3日目胚を5日目まで培養し、最も強い胚にしっかり成長してもらうことにしました。
また、排卵のタイミングを慎重に確認してから胚の解凍と培養を行うことで、私たちは最良の2個の胚(1個の胚盤胞と1個の桑実胚)を移植することができました。
2週間後、妊娠検査では2本のラインが出現!現在、Wさんは検診に産婦人科へ向かっています。