妊活エピソード

子宮頸管無力症で流産するも体外受精開始2ヶ月で順調に妊娠、そして不妊治療を卒業

沈思佑(シェン・スーヨウ) 主任/医師

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このご夫婦は2021年に子宮頸管無力症により妊娠5ヶ月で流産。心身ともに大きなダメージを負いました。
その後2年間積極的に妊活を続けましたが、妊娠することはありませんでした。2年以上ずっと、毎月生理が来るたびに心が折れていたと女性は話してくれました。

新年の新たな希望~体外受精への積極的な取り組み、新鮮胚胎の移植を決意


2023年最後の日にご夫婦は私の診察室に現れ、はっきりした口調で「体外受精を行いたい」とおっしゃいました。
この日はもともと友人とカウントダウンの約束をしていたものの、出かける前に生理が始まったことに気づいて大きなショックを受けてしまったのだそうです。妊活に励んで母になりたかったのに、また打ち砕かれてしまったこの思い・・。
ご夫婦は2024年は新たな希望をもって迎えたいと考え、体外受精治療により積極的に取り組もうと決意を固めたのでした。

治療の過程で女性のプロラクチン値が高すぎることが分かり、適切な時期をみて投薬を行いました。
また子宮内膜にはポリープが見つかりました。相談の結果、ポリープは子宮下部にあって大きくもないため、新鮮胚の移植を試みることにしました。


沈思佑医師が移植した1つの胚で妊娠成功


採卵後に培養できた5日目胚胎を1つ移植しました。しかも、冷凍保存できる胚もできました。
2月初旬に妊娠確認、ご夫婦はとても明るい気持ちで旧正月を迎えることができました。現在心拍も確認できるようになり、不妊治療を卒業して妊婦検診に進む準備を進めています!
ご夫婦は妊活中の皆さんに、流産が本当に大きな痛みであり、忘れがたく、無視できないものであることを伝えたいと考えています。

勇気をもって向き合い新たな決断を下すことで、違った結果が得られるかもしれません。妊活中の皆さんの願いが叶っていい結果が得られますよう、心から願っております。
桃園のNUWA生殖医療センターにぜひいらしてください。お話を聞かせていただければ、専門的なサポートを提供し、より早く赤ちゃんを迎える手助けをさせていただきます。








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