妊活エピソード

44歳早発卵巣不全を乗り越えて、無事に男児を出産

陳菁徽(チェン・チンフェイ)医師

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「陳先生、メリークリスマス!無事に男の子を出産しました。
今日で生後3か月になりました。おかげさまでとても元気です。」

遥々花蓮から診察に来ていたウェンさん、二十歳そこそこでの結婚生活はうまくいかず、子供が大きくなるのを待って結婚生活に終止符を打ちました。
勉強をしたり一人で自由な生活を過ごしつつ、公務員として規則正しい生活を送っていました。
幸運なことに二度目の春が訪れ、愛の結晶である子供が欲しいと思ったものの…ウェンさんは44歳になっていました。

初めて診察に来られた時、ウェンさんのご主人はウェンさんよりも一回り以上年下でしたが、ウェンさんは普段からしっかりお手入れもされており、お二人はとてもお似合いに見えました。
ウェンさんは確かに年齢よりお若く見えますが、卵巣の年齢はお手入れが効きません。
生理周期も不規則になっており、検査をしてみると更年期に近い卵巣の衰えが見られました。
唯一で最大のチャンスは体外受精治療しかありませんでした。

ウェンさんご夫妻は二人で力を合わせ、3人家族になりたい一心で治療に励んできました。
診察の際は毎回、3人のスケジュールを調整する必要があります。
公務員のウェンさん、海外出張の多いウェンさんのご主人、お二人は毎回電車や自家用車を利用して遥々台北にやってきます。

そしてついに、2年間の努力の結果が実を結びました。
花蓮にいるウェンさんご夫妻から動画通話で嬉しい知らせが届いたとき、私は嬉しさで診察を飛び出し看護師や胚培養士たちに伝えると、院内が歓声に包まれました。患者さんが妊娠する、それは本当に嬉しいことです。


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