生殖医療

不妊症検査のご紹介

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(1)女性の不妊症検査

血液検査:
採血検査でホルモンの検査を行います。検査項目はアンチミューラリアンホルモン(AMH)、ホルモン値(FSH,LH,E2)、プロラクチン(PRL)、甲状腺刺激ホルモン(TSH)、男性ホルモン(Testosterone)などです。

経腟エコー検査:
経腟エコー検査で子宮や子宮頸部、卵巣などをスキャンし映像化します。一般的な腹部エコーに比べ、経腟エコーの方が正確性が高く、子宮筋腫や子宮内膜ポリープ、チョコレート嚢胞、卵巣腫瘍など、不妊の要因を割り出します。

卵管造影検査:
卵管造影検査で卵管が通っているか、浮腫や病変がないかなどを検査することができます。また、子宮に病変、癒着、変形がないかも確認します。(下腹部に多少の張りを感じることがあります。軽い生理痛のような痛みです。)

子宮鏡検査:
不妊を引き起こす原因として、子宮内膜ポリープ、子宮腔内の癒着、双角子宮があり、着床に影響を及ぼすことが考えられます。子宮鏡検査をすることで子宮内膜の状態を検査することができます。

(2)男性の不妊症検査

不妊症は女性だけの問題ではありません。男性不妊もあり、精子の数が少な過ぎる(乏精子症)や無精子症などが挙げられます。WHOの統計によりますと、不妊の原因のうち40%が男性側に原因があるとされています。そのため、男性の不妊症検査は必要不可欠であり、また、男性不妊の検査は「精液分析検査」の1項目のみと簡単に検査をすることができます。採精した精液を分析し、精子の数や形、濃度、運動率などの状況を調べることで、男性不妊の要因となり得る清掃静脈瘤や造精機能障害の可能性を探ります。精液検査は事前に2~4日の禁欲をすることをお勧めしており、検査日当日に採精します。

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