ヒステロスコープは内視鏡の一種で、ソフトタイプと ハードタイプがあります。 検査または手術のために、膣および子宮頸部を通して子宮腔に直接挿入されます。 子宮鏡手術は非常に安全ですが、出血、子宮穿孔、感染、アレルギー反応などの副作用やリスクがあります。
軟式子宮鏡検査 (HSC、子宮鏡検査) (3mm)
診断目的のため、麻酔や入院は必要はありません。病変の位置を確認した上で、医師と経過観察を行ってください。
適応症:不正出血、不妊、繰り返し流産(不育症)
検査手順:薄いレンズを使って子宮腔内を拡張します。検査中に子宮頸部の血液や粘液を洗い流すために少量の液体を注ぎます。 手術後に分泌物、少量の出血、わずかな不快感があるのは正常です。
検査のタイミング: 生理中は避けてください。
硬性子宮鏡 (RSC, resectoscope)(8mm)
この方法は診断と治療の両方であり、麻酔の必要があって、子宮鏡検査によりおよび直接治療の手配が必要です。 手術後数日間、軽度の腹部不快感と膣出血を経験するのは正常です。
適応症:ポリープ、子宮筋腫、子宮内癒着または子宮中隔。
検査手順:子宮鏡は膣から子宮腔に入り、子宮腔内の病変を直接治療できます.手術の複雑さによっては、入院が必要です。(ほとんどは入院を必要はありません)
検査のタイミング: 生理中は避けてください。
Q&A
1.子宮鏡検査後の出血は正常ですか?
子宮鏡検査後、わずかな出血が見られることがあります。 大量の出血が続いたり下腹部に激しい痛みが見られた場合は、すぐに医師の診察を受けてください。
2.子宮鏡検査後に傷は残りますか?
子宮鏡検査は膣から子宮腔に入る低侵襲な手術であるため傷は残りません。
3.子宮鏡検査/手術の後、休みを取る必要がありますか?
硬性子宮鏡手術後は、通常手術後30分から1時間安静にすることをお勧めします。麻酔から覚めた後、バイタルサインが正常で強い不快感がなければ、帰宅できます。
4.子宮鏡検査/手術後に運動してもいいですか?
不快感が全くないもしくは軽度の不快感くらいであれば軽い運動はして頂けます。筋トレやジムに行くのは1週間ほど我慢して頂くことをお勧めします。
5.子宮鏡検査/手術後に性交渉をしてもいいですか?
術後1週間は避けてください。