女性の妊活の黄金期は、卵子の質がベストな 25 歳から 35 歳の間です。 35歳を過ぎると卵巣機能は徐々に低下し、38歳を過ぎると急激に機能が低下します。医学と凍結技術の進歩により、卵子を将来の為に凍結保存することが可能となりました。卵子凍結技術は、将来の妊娠に備えて事前に質の良い卵子を保存し、卵子の老化を止めることができます。自分のキャリアやライフプランに合わせて妊活時期を選ぶため、卵子凍結で選択肢を広げましょう!
卵子凍結の注意事項:
治療を受ける前に梅毒とHIVを調べる血液検査を受ける必要があり、検査結果が正常である場合のみ治療を始めることが出来ます。
体外受精治療のために卵子凍結を希望する場合、配偶者と法的に婚姻関係があることを確認できる書類(戸籍謄本、身分証明書、パスポート、居留證など)をご準備ください。
卵子凍結が適用されるケース?
✅癌治療を受ける前に妊孕性(にんようせい)を残しておきたい方
✅若いうちに卵子を保存しておきたい方
✅早発卵巣不全、老化など、体外受精治療のために十分な量の卵子を採取する必要がある方( AMH < 2 ng/dl)
✅突発的な状況(ご主人の精子が採卵当日に使えなかった等)
✅卵子提供(ドナー)
AMHって何ですか?
AMHは卵子の在庫数の指標となる数値で、AMHが2より低い場合は卵子の在庫数が少なく、1より低い場合は「卵巣機能が著しく低下」、0に近い場合は「卵巣機能不全」に近づいていると言えます。ただし注意が必要なのは、AMHは卵子の在庫数を示すものであり、卵子の品質の良し悪しを示すものでは無いということです。
?NUWA生殖医療センターでは、採血検査で測ったAMHの数値を検査後90分で確認いただけます。
卵子凍結治療の流れ: