生殖医療

人工授精の紹介

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人工授精治療(Intrauterine insemination、略してIUI)とは、ご主人の精液を培養室にて洗浄し、精子運動率と精子正常形態率の高いものだけを残し、0.5CCに洗浄濃縮した精液を奥様の排卵のタイミングに合わせて人工授精カテーテルで子宮腔内に直接注入し、精子が自ら卵子と結合することで受精、妊娠することを目的とする治療法です。

人工授精治療(IUI)が適用されるケース:

✅精子数が少なめの方や運動性がやや悪い方
✅不妊症
✅女性側が頸管粘液不全の場合
✅女性側が軽度の排卵障害または子宮内膜症の場合
✅性機能障害
✅免疫拒絶の問題がある

人工授精治療(IUI)の流れ:



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Q&A 
1.人工授精治療(IUI)の妊娠率はどれくらいですか?
妊娠率はおよそ15~20%、精子の数や運動率、女性側の卵子の量などもキーポイントになります。精子数が少なく、運動率も低い場合は成功率が低くなります。
 
2.人工授精治療(IUI)直後は横になる必要がありますか?どのくらいの時間横になればいいですか?
 長時間横になる必要はありません。5~10分横になって休憩して頂いた後、ご帰宅頂けます。

3.人工授精治療(IUI)後に分泌物が見られるのは正常ですか?
正常です。女性の膣には適量な分泌物が見られることがあり、無色で無臭であれば問題ありません。

4.何か気を付けることはありますか?
生理周期の1~3日目に診察を受けてください。エコー検査での卵胞チェックや採血検査(E2,LH)で卵子の成熟具合をチェックします。



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