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体外受精、次のトライはどのタイミング?卵巣機能が良くない場合は休んだ方がいい?

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次のトライはどのタイミング?体外受精治療が失敗に終わったら、次はいつしたらいいですか?少し時間を置いてからの方がいいですか?卵巣機能が良くないのですが、あまり頻繁に続けて体外受精しない方がいいのでしょうか?

試管嬰兒要隔多久做一次?許多研究都認為,並不需要休息,連續刺激的成績都沒有問題。主要是讓身心休息一下。

次の体外受精治療はどのタイミングがいいですか?


アメリカNY州のコーネル大学体外受精センターが大規模なケースで分析を行ったところ、1カ月待ってから行った場合と、3カ月待ってから行った場合では、得られる胚の数も妊娠の成功率も差が無いことが分かりました。

では、全く休まず続けて治療をした場合はどうでしょうか?実は多くの研究において、途中休むことは必要なく、続けて排卵誘発を行っても成績には影響しないことが分かっています。

1~2カ月あける目的は体と心を一旦リラックスさせるためです。休む時間を長く取り過ぎてしまう場合、若い患者さまにとっては大きな影響はありませんが、年齢が高い方や卵巣機能があまり良くない患者さまにとっては、時間を引き延ばすことがもっと大きな問題になりかねません。2~3カ月あけてしまうことは、デメリットの方が多いと言えます。

高齢ですが、子宮内膜はちゃんと回復できますか?


ニューヨークで高齢の方や卵巣機能が良くない患者さまを専門とし、治療経験が豊富なGleicher医師(最も早くDHEAの摂取を薦めた医師)は通常3カ月は毎月連続で採卵する手法をとっています。

その結果、連続で採卵を行っても採卵数が減ることは無く、逆に増えていたそうです。このことから続けて採卵を行うことは患者さまにとってメリットがあると考えているそうです。子宮内膜の回復が間に合うかについても問題ないようです。

そして、更にペースを上げるやり方としては、所謂高温期(黄体期)に採卵を行う方法、別名ダブル・スティミュレーション法です。採卵が終わった後の高温期に続けて注射で卵巣刺激を行うことで、7-10日後に再度採卵をするという方法です。その際採卵できる数は通常の採卵数に近い数がとれ、卵子の品質も変わりません。

1カ月で2回採卵することで、多くの凍結胚を貯めることができます。これは卵巣機能が悪く、毎回の採卵で1~2個しかとれない患者さまにとっては、早く凍結胚を貯める効果があると言えます。

卵巣機能が良くない場合は休んだ方がいいですか?


高齢で卵巣機能が良くない患者さまは1周期採卵して1周期休憩、もしくは続けて2周期採卵して1周期休憩というスケジュールがいいと思います。
卵巣機能がだいぶ衰えている方の場合は、続けて数か月採卵することや、高温期に2回目の採卵をすることを検討されてみてください。そうすることで早く胚を貯めることができます。早く採卵しておくことに越したことはありません。

比較的年齢が若い患者さまについては1カ月あけても3カ月あけても、特に大差はありません。個人の生活スタイルや仕事の都合などに合わせて、調整していただければ結構です。もし一刻も早く妊娠したいという方で、特に何か体や気持ちの調整で休憩したいという場合で無いのであれば、何カ月も採卵を休むことにメリットはありません。

治療が上手くいかず挫折してしまった時は、体や気持ちをリラックスさせる訓練や漢方による養生、鍼、カウンセリングなどが多くの患者さまにとって必要なものになります。ただし、年齢が高めの方は時間との競争にもなりますので、心身をケアしながら同時に治療を行うようことを検討されてみてください。


資料作成

NUWA生殖医療センター-劉志鴻(リュウ・ツーホン)医師
医療総顧問/医師

専門分野:不妊症治療、重度男性不妊、体外受精治療、胚の着床失敗に対する治療、卵巣機能低下、多嚢胞性卵巣症候群、生殖内分泌治療、精子/卵子提供治療、卵子凍結

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