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卵子提供で辛い治療にピリオドを!不妊治療の可能性を広げたい方が台湾を選ぶ理由4選

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女性にとって「妊娠・出産」は大きなライフイベントです。

時代とともに結婚のスタイルは多様化しましたが、子どもを産み明るい家庭を築きたいと望むのはごく自然な思いではないでしょうか? 
近年「不妊治療」「生殖医療」がニュースで取り上げられることが多くなりました。
そして、ここ台湾も日本と同様に少子化が深刻です。

現在台湾で大きく発展を続けている不妊治療は、従来の人工授精や体外受精のみならず、卵子提供、精子提供、PGT-A(PGS)などさまざまな方法を取り入れることで、成果を上げています。


不妊症で悲しんでいる女性 赤ちゃん待ち

一、不妊症とは?台湾で合法の卵子提供ってどのような治療?


台湾で受けられる卵子提供。海外に出て行ってまで治療をする価値はあるのか、リスクはないのかは気になるところですよね。

台湾で卵子提供を受けるためにNUWA生殖医療センターを受診している夫婦

(一)不妊症の現状~日本と台湾の場合

不妊症とは「避妊をせずに定期的に性交をしていても1年以上妊娠できずにいる状態」と定義されています。
一般的に年齢が上がるごとに妊孕性(にんようせい:妊娠しやすさ)は低下することがわかっており、卵子・精子の老化による質の低下や卵子の数の減少などが原因のひとつとして挙げられます。

不妊症検査や不妊治療を開始してみたものの、年齢があがるにつれて難しくなり、どうしていくべきか悩む方も多いのではないでしょうか?

一般的に妊娠率は加齢に伴い低下していきます。
台湾のデータによると30歳でおよそ30%あった自然妊娠率は、40歳を超えると5%以下へと急激に減少することがわかっています。

妊娠率低下の原因のひとつとして分かっているのが、加齢(卵子の老化)ですが、卵子の問題は老化によるものだけではありません。早発閉経により40歳を前に生理が止まってしまった方や、遺伝病がある方など、様々な原因によりご自身の卵子では子どもを持つことが困難なケースもあります。

では、日本と同様、少子化が問題となっている台湾ではどうでしょうか?
女性の社会進出がめざましい一方で、儒教文化が色濃く残っている台湾では家族を持つことに大きな価値観を持っている方が多く、不妊症検査やさまざまな不妊治療が積極的に行われています。
政府も補助金を出して少子化対策に乗り出しています。
また、キャリアを大切にしたい若い女性が卵子凍結を行うケースも増えてきました。

(二)卵子提供やPGT-A(PGS)の対象になる年齢や条件は?

このように少子化問題が深刻な台湾では、不妊症検査や不妊治療が幅広く行われており、日本では制限のあるこれらの検査や治療も台湾では行えます。

☑ 卵子提供 精子提供
「卵子提供」「精子提供」による不妊治療は台湾では合法だということは、特記すべきポイントでしょう。
台湾ではきちんと法整備がなされており、政府が管理しているので安心です。卵子の老化、早発閉経や遺伝病により子どもを持つことが難しい方も、台湾ではドナー卵子やドナー精子を用いて体外受精を行うことにより治療が可能なのです。

☑ PGT-A(PGS: 着床前染色体数スクリーニング検査)
PGT-A(PGS) についても着床率・妊娠率を高めるという目的で行われているため、検査を受けるにあたっての制限はありません。

では、卵子提供の対象となるのはどのようなケースでしょうか?
🔸高年齢または原因不明による不妊症、卵巣機能低下のある方
🔸先天性疾患により卵巣機能に異常がみられる方
🔸感染症、手術、免疫因子、化学療法などにより排卵が難しい方
🔸遺伝性疾患があり、且つ「着床前遺伝子診断(PGD)」を受けることができない方

卵子提供を受けるにあたって年齢制限はありませんが、ご夫婦が法的に婚姻関係にあること、そして下の条件をクリアしていることが条件となります。
✅人工生殖法第7条で定められた項目をクリアしている(心理状況、遺伝性疾患又は感染症の家族歴等)
✅ご夫婦のどちらかが不妊症と診断されている、又は重大な遺伝性疾患を持っている
✅ご夫婦のうち少なくとも一方が健康な生殖細胞を持っている(卵子提供・精子提供の併用はできません)

ご自身が卵子提供の対象になるのかどうかについては、これまでの治療歴や検査結果などを参照しながら主治医とご相談になることをおすすめします。

☆卵子提供治療のながれなど、さらに詳しく知りたい方はこちらhttps://www.nuwacare.com/ja/health-education/egg-borrowing-process

二、卵子提供の気になるあれこれ

「卵子提供」での治療を受けた場合、そして順調に出産へと至った場合、その後の生活がどうなるのかとても気になります。ここでは、日本人の方が特に気になる疑問を取り上げます。

①台湾での卵子提供にかかる費用は?台湾には何回も行かないといけないの?
台湾で日本人の方が多く利用しているNUWA生殖医療センターの場合、台湾への渡航は最低2回(初診、移植)必要です。1回あたりの滞在日数は2~3日程度を見ておけばいいでしょう。

費用については、クリニックによって設定が異なります。
卵子ドナーにかかる費用(検査や治療、薬剤、採卵、栄養費など)とご自身の治療費(検査や治療、薬剤、移植費用など)をレシピエントが負担することになっています。
2回以上移植をする場合は、その都度移植費用がかかります。

治療費用についてはクリニックによって異なりますので、直接お問い合わせください。

②卵子提供で生まれた子どもの出自を知る権利は?
台湾の人工生殖法では、卵子ドナーとレシピエントのプライバシーは守られることになっているため、お互いに相手を知ることはできません。

③見た目の違う子どもが生まれないか心配
同じアジア人である台湾人は日本人と見た目が近いので、外見が大きくかけ離れるリスクは低いですが、クリニックの医師やスタッフにチェックしてもらって奥さまと外見が似ているドナーを紹介してもらうといいでしょう(写真は法律の規定によりお見せできません)。

④障害のある子どもが生まれないか心配
台湾ではPGT-A(PGS)の検査対象制限がなく、また高い検査技術を誇っています。移植予定の胚胎に検査を行うことで染色体数異常による先天性疾患リスクを低下させることができます。また、妊娠した場合は併せてNIPTや羊水穿刺などの出生前検査も実施することが推奨されます。


⑤遺伝上の母親ではないけど、日本での戸籍はどうなるの?
日本の法律上、出産した女性が母親となります。

⑥バックアップクリニックって何ですか?
台湾で胚移植を行ったあとは、定期的な採血や超音波検査により管理を行う必要があります。日本にお住まいの方は、日本で検査の対応をしてくださるクリニックを探す必要があります。
日本では卵子提供のバックアップを行っていると公表しているクリニックが少なくご苦労される方が多いようですが、移植後の管理はとても大切なので必ず探しましょう。日本人への卵子提供を行っている台湾のクリニックで相談してみてもいいかもしれません。

☆卵子提供その他の質問については→https://www.nuwacare.com/ja/ovum-services/egg-donor-program/FAQ

三、台湾で卵子提供を受けるメリットって?

海外での卵子提供はほかの国で受けることも可能です。それにもかかわらず、台湾での卵子提供の人気が高まっているのはどうしてでしょうか?

(一) 合法の治療行為である

卵子提供および精子提供は、政府機関である衛生福利部(日本の厚生労働省に該当)による合法の医療行為です。
ドナー・レシピエントの情報、提供卵子・精子による治療結果の追跡などは衛生福利部が管理しています。

台湾では、ドナー・レシピエントともにプライバシーが守られること、ドナーは生涯に1回しか卵子提供・精子提供を行えないことなどのルールが決められています。
これは、ドナー行為のビジネス化を防ぐため、そして出産後のドナー・レシピエント間のトラブルを防ぐなどの目的があります。

このようにドナー情報の開示には制限がありますが、気になるのはわが子が将来結婚するときのお相手が近親婚になるリスクではないでしょうか?
政府の試算によると、提供精子や提供卵子による近親婚の確率は「5000万分の1」とのことで、かなりの低確率です。それでも政府はさらに、国健署のデータベースに照会をかけてお相手に血縁がないかを調べられるよう検索システムを構築しています。

 (二)便利である

台湾は日本から近いのが大きなメリット。台北までなら東京から4時間弱、大阪から3時間程度で到着します。また、台湾は日本と同じアジア圏に位置する民主主義国家で、文化や生活習慣にも多くの共通点があります。そのため、日本人にとって非常に親和性の高い国と言えるでしょう。

遠方での治療では、移動にかかる時間や高額な航空券代が大きな負担となりますよね。ただでさえストレスのかかる不妊治療。より少ないストレスで治療を受けるには、利便性は大切なポイントだといえるでしょう。

「空港から近いところがいいな」「台北市内の便利なところなら観光やグルメも楽しんでリフレッシュできそう」など、ご希望に合わせて医療機関のエリアを決めるのも一つです。

(三)言葉の心配がない

海外となると、やはり気になるのは言葉の問題ではないでしょうか。
台湾で主に使用されている言語は「国語」とよばれる、いわゆる標準的な中国語です。街中の看板は漢字表記が多いので、漢字に馴染みのある日本人にとってはイメージがつかみやすいことが多く便利!

一般的に台湾には人助けを大切にする文化がありますが、台湾では日本語学習熱が高いので、旅行中に地元の方に日本語で助けられたというエピソードもちらほら聞かれます。

台湾には日本語サービスを併設しているクリニックが多くあり、言葉の壁を感じることなく治療を受けられるところの選択肢が豊富です。日本語サービスの充実度をチェックして医療機関を決めると安心でしょう。

(四)豊富な医療システム

高い医療技術を誇る台湾。不妊治療技術についても国際基準に準じており、安心して検査や治療を受けることができます。清潔で広々とした不妊治療クリニックには最先端の設備が整っており、まさに科学技術が発展した国ならではという印象です。

☆台湾での卵子提供もっと知りたい方はこちらへ→https://www.nuwacare.com/ja/ovum-services/egg-donor-program

いかがでしょうか? 
ハイレベルで広範囲な治療を受けられるという点や、管理がきちんとされている点、日本語サービスが充実している点など、台湾での不妊治療の人気が高い理由が見えてきました。

「台湾での卵子提供の実際、成功率や体験談まで解説!人気のNUWAってどんなクリニック?」では、気になる卵子提供の成功率や、台湾での不妊治療で人気が高いNUWA生殖医療センター、そして体験談などをご紹介します!

※台湾の卵子提供の現状をもっと詳しく知りたい方はこちらへ→https://www.nuwacare.com/ja/health-education/egg-borrowing-successrate

※直接見て聞ける説明会ならもっと安心!最新情報はこちらからどうぞ

台中のNUWA生殖医療センターで日本人女性を診察する王懷麟先生

☆NUWA生殖医療センター公式ホームページ(日本語)お問い合わせもこちらからどうぞ。

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☆NUWAの卵子提供、もっと知りたい方はこちらへどうぞ→https://www.nuwacare.com/ja/ovum-services/egg-donor-program/whynuwa

☆東尾理子さんとシェン副院長との対談いろいろ
https://www.youtube.com/watch?v=kuoLVO_w6Hc(NUWAの高い妊娠率の秘密)
https://www.youtube.com/watch?v=ZGu5uQG00tU(ドナーの力を借りて夢をかなえる)
https://www.youtube.com/watch?v=6XOkyr5WB_U (卵子バンクについて)

☆TBS報道特集(2024.09.24放送)

☆台湾での診察について(日本語)





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